玄米が美容と健康に良い理由と美味しく食べるコツ

玄米がキレイを叶えてくれるワケ

玄米の栄養素とは

玄米の栄養素と比較対象として白米の栄養素も併せて説明すると、ご飯茶碗1杯のカロリーでいえば、玄米は264キロカロリー程あります。
一方、白米は茶碗1杯で269キロカロリー。
つまりカロリーでいえば若干玄米の方が低いという程度。
糖質も玄米は34.1グラムに対し、白米は35.5グラムと大きな差はありません。
その他の栄養素をみると、玄米のカリウムは230ミリグラムに対し、白米は89ミリグラム、マグネシウムは玄米が110ミリグラム、白米は23ミリグラムと大きく差が生じます。
また健康に欠かせない鉄分やビタミン群をみると、鉄は玄米で2ミリグラムに対し、白米は0.8ミリグラム、さらにビタミンB1は、玄米で0.41ミリグラムですが、白米には0.08ミリグラムしか含まれていません。

栄養面でキレイへの影響が大きい

玄米と白米では、カロリーに大きな差がありません。
ダイエットやキレイを持続したいという方なら、一見違いが無さそうに思われるかもしれませんが、実は玄米の隠された魅力に白米よりもビタミンB1と食物繊維が豊富であるということが影響しているのです。
ビタミンB1は体内で糖質をエネルギーへと変化する働きを持っています。
つまり糖質が玄米と白米では大きな差が無くても、体内で効率よくエネルギー変換されるため、蓄積されることが少なく脂肪になりづらいということ。
更に食物繊維も効果的です。
食物繊維は食後の血糖値の上昇を緩やかに抑えるため、食べ過ぎや脂肪の溜め込みを防止する効果があります。
さらに腸内にとどまり、善玉菌の養分となり、体内に残る有害物質の排出を促す効果もあるのです。
こうした内側からキレイへアプローチできる栄養をもつため、玄米生活は健康とキレイを両立できる食品とされています。


この記事をシェアする
TOPへ戻る